20代の頃は歯科技工士として働いていました。どちらかというと、あまり人と接する事の少ないこの職業に、自分には合ってないんじゃないか?もっと他にやりたいことがあるのでは?などと疑問を抱くようになっていったんです。 中学生の頃から肩こりだった私は治療にも何軒か通っていました。そういった人間は辛い箇所がよく分かるので、友人からもマッサージが上手いと言われ、高校を出る時に進路として考えたこともあったんです。 しかし地元には整骨院を開くための資格を取る学校も無く、地元を離れたくない私は、医療系の歯科技工士の学校に入り、歯科技工士を30歳まで続けてました。 31歳の時に地元で行われた同窓会に参加しました。その時、整骨院で成功している同級生がいたんです。その友達はとても生き生し、パワー溢れ、本当に楽しそうに自分の職業の話をしてくれました。 そんな友人の話を聞いた後には、私自身の昔思い描いていた整骨院を開くという気持ちも強くなり、その年末の同窓会をきっかけに、年が明けるやいなや、とりあえず試験を受けた結果、見事その試験に合格し、数年後、柔道整復師の国家資格を取得することに成功いたしました。 その後は新宿や横浜の整骨院で働いた後、平成11年に表参道の整骨院の院長として赴任することになり、その1年後、オーナーから表参道の整骨院を譲り受け「表参道整骨院」を開院する運びとなったわけです。 開院して10年の節目を迎え、分院をと考えた際、住宅地である場所、表参道と行き来がしやすい場所などを考慮し、私自身が住む溝の口という街に「表参道整骨院」をオープンすることになりました。
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